服部半蔵
忍者といえば、服部半蔵の名前を出す人は多いのではないだろうか。服部半蔵は伊賀忍者として有名で人気もある人物だが、服部半蔵は個人の名前では無い。服部家の当主が代々受け継ぐ名が「半蔵」であったと言われている。
その中でも、もっとも広く知られているのが2代目の半蔵だ。彼は徳川家康に仕え、江戸幕府設立に貢献した「徳川十六神将」のうちのひとりともされており、「鬼半蔵」とも呼ばれていた。
実は、忍者としての記録はあまり残っていない
半蔵は徳川家康に仕え、姉川の合戦や三方ヶ原の戦いなど多くの合戦で活躍した武将だった。本能寺の変の時、家康を無事に和泉国から三河まで送り届けたのも半蔵だったと言われている。