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加藤段蔵

恐ろしいほどの腕前を持ってしまったが為に、戦国大名たちを震え上がらせ、最期は殺されてしまったという悲しい人物が加藤段蔵という男だ。加藤段蔵のプロフィールには謎が多く、1503~1569年の間に生存していたと言われてはいるが、段蔵に関する史料があまりにも少なく、実在していたのかどうかも分かっていない。常陸の国に生まれた幻術を得意とする忍者、と「伽婢子」に書かれているが、これも本当かどうかは分かっていない。

別名「飛び加藤」

段蔵は、その身の軽さから「飛び加藤」や「鳶加藤」とも呼ばれ、軽々と高い塀も越えたという。謙信に仕えていた事もあったが、あまりの達者ぶりに敵側につかれては困ると暗殺されそうになったという話も。