忍者が持っている武器といえば、手裏剣を思い浮かべる人が多いだろう。使う目的によって大きさや形が異なり、テレビや映画などで忍者が投げているのは車手裏剣と呼ばれるものだ。トリカブトの毒を塗ると浅い傷でも致命傷を負わせることができるので、暗殺用としても使われていたようだ。
また、10~20センチの長さをし、釘のような形をしている棒手裏剣というのもある。こっちの方が作りやすく実用的であった。
手裏剣を敵に向かって何枚も投げ、攻撃するシーンがあるが、それはテレビや漫画の中でのみ。殆どの場合は、暗殺、逃走の際の時間稼ぎに使われ、かさばるため何枚も持ち歩くような事もしていなかった。