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水器

城内に侵入するためには、堀を渡っていかなければならない。そんな時に必要とされるのが水器だ。忍者が使う水器は、身の回りにある道具で簡単に作る事ができる。例えば、「蒲筏」と呼ばれるものは、池や沼などに生息している蒲を縄で縛って、太い丸太のような状態にし、板などを差し込んでバランスを取りカヌーのように移動した。できるだけ侵入先の近くで簡単に入手できるもので作る必要があった。

侵入の痕跡を隠すのもラク

蒲筏のように即席で簡単に作れる水器は、使用後バラバラにして水に流していた。竹や縄、板のようにどこでもあるものを使っているので、流してしまえば証拠が残らなく済んだのだ。