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杉谷善住坊

鉄砲の扱いもとても上手かった忍者。その中でも、杉谷善住坊は甲賀衆の中で一番上手いと言われていた人物だ。杉谷善住坊は、比叡山の僧をしており、「甲賀衆五十三家」の杉谷家の者だったとされている。

善住坊は、南部の戦国大名六角氏の命で織田信長の暗殺を狙った。しかし、打った弾は外れかすり傷を負わせただけになってしまう。その後、信長の部下によって捕らえられ、「鋸挽きの刑」に処せられてしまった。

「善住坊隠れ岩」

善住坊は大きな岩陰に隠れ、約22~24メートルほど離れたところから信長を狙った。普段ならまず外すことのない間合いだったが、信長の運の良さからかすり傷で済んでしまった。善住坊の隠れていた岩には今も札が立てられている。